倒産経験社長の実体験ブログ

私の経営していた会社が20☓☓年に経営破綻。負債3億円以上で会社は破算で個人も自己破算、そんな倒産を体験した社長による実話ブログです。倒産前から弁護士介入、裁判、免責許可までの手続きの実体験、流れや出来事、生活の様子などなど。当時不安で情報を探しましたが参考サイトはほぼ見つからず。そこでこのブログを作りました。経営危機の方や、倒産しそうな方、また中小企業経営者で倒産について知識として知っておきたい方、当時知らなかった事、知りたかった事、倒産にまつわる様々な情報です。質問相談なども受け付けます。

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賞与についての社長目線と社員目線



賞与

中小企業の社長にとって悩ましい賞与。社員にとっては当たり前にもらえるという感覚の賞与。なんでしょう、これほど立場によってとらえ方が違うものはないかもですね。

私の場合、10年ほど社員を経て会社を立ち上げて社長に。そして倒産して今は社員生活。つまりは、大学を出て就職し当たり前に出る賞与を経験し、その後に払う立場になり、そして払う立場の辛さを知りながら、今はもらう立場という、おかげさまで3つのステージを経験、体験しています。まー誇らしくも、羨ましくもないのですが・・・

当たり前に出る賞与

社会人になって大きな楽しみの一つが賞与でしたね。大卒で上場企業へ就職、まー入社したてですので給与は微々たるもの。それでも頑張って数字を出しながらもらった賞与は格別嬉しいものでした。あの頃は、出て当たり前、賞与カットとか、減額とか、全くもって頭の中には考えもしなかったですね。ましてや、払う方の立場での気持ちなど考える余地もなく。

逆に、もしも賞与が減るとか、出ないとか、そんな事になろうものなら「えーー」って思ってたでしょうかね。幸いにも自分で会社を立ち上げるまでのサラリーマン生活では、今のコロナ不況やリーマンショックの影響を受ける事もなく、ずっと毎年当たり前のように出てました。

払う立場になってみて

さて、その後、会社を立ち上げて、まーしばらくは社員も1人、2人、3人と、そんなレベルでしたから「儲かったら出すけど期待しないでね」ぐらいな感覚で説明もしつつ、1-2年はお気持ち程度を払う感じでした。ところが、売上が増え、社員も10人、20人となってくると、求人広告を出すにしろ、賞与が徐々に当たり前に出るものとなりつつになってきました。

会社の規模がそこそこいわゆる世間で言う中小企業になってくると、やっぱりそれなりの優秀な人材も欲しくなり、入ってくる人たちも徐々に「賞与出て当たり前」の感覚で入社してくるようになっていきました。

するとどうでしょう。年2回の賞与時期、儲かっている時はもう奮発しちゃうときもありましたが、そこそこの業績ぐらいだと、しんどいしんどい。決算時の税金、消費税の納税、そして賞与、年に3回、まとまったお金が出ていくんですよね。なかなか辛い。途中からは賞与用、決算納税用に積み立てをしていましたが、業績が悪化してくると、もう大変ですね。

ある程度、賞与予算は確保しつつも、いざ賞与計算して払うとなると、ついつい削りたくなっちゃうんですよね。でも、頑張ってる社員には還元してあげたいし、でもお金も余裕がないし、毎度めちゃ考えに考え抜いて計算して支給していましたが、もらう立場からするとそれが当たり前って感じなのが切なかったですね。経営者の宿命。まー儲かってれば賞与とかのレベルとはケタ違いにがっぽりなので、いいこともあれば悪い事もある、いい時もあれば苦しい時もあるって感じですかね。

サラリーマンに逆戻り

そして会社が倒産してサラリーマンに逆戻り、またまたもらう立場になりました。そう、両方の立場を経験しちゃうと、見える景色が変わってくるんですよね。

今の会社を入れて4社経験しましたが、もうね、経営者の姿勢で出したくない社長、出したくない経営陣ってすごく良く分かっちゃうんですね。もちろん、日ごろからの会社数字の透明性だったり、経営側からの発信具合だったりにもよりますが、払いたくない気持ち一杯の社長さんは良く分かりました。普段散々儲かってる話をしながらも、賞与時期になると渋くなる傾向があったり、払う立場の気持ちも分かるので何とも言えませんが、あーこんな風に社員には見えてたのかもしれない、って思っちゃいました。

そして、払いたくない会社の社員ほど、愛社精神は薄かったような気がします。社員の出入りが激しかった傾向がありました。社員は見てるところは見てるんだなと。あと、賞与って大事なんだなと。確かに毎月少ない給与で生活していて、年2回入る賞与は嬉しいものです。社長が思う以上に社員は賞与を楽しみにしています。

幸い、今の会社は払いたくないオーラが全くない会社です。決して大きな会社ではありませんが、30年も安定して経営されていて資金も潤沢にあり、賞与もしっかり出るので社員も会社を信頼し、離職率も低く、優秀な社員が日々頑張ってます。利益を出し、それを還元する、単純な事でとても難しい事で、でも会社と社員はなんだかんだでお金で繋がっている訳で、どんなにいい会社でもこういう信頼があるかないかがすごく大事なんだなと思いました。

なんだかダラダラを思うがまま書いてしまいましたが、特に内容がない記事になってしまった気がしますが、コロナに乗じて賞与ダウンって考えてしまいがちですが、社員のモチベーション、会社への信頼、日々の仕事の頑張り、賞与次第で変わってくるという事は事実だなと思いつつ、このブログを読まれている経営者の方で賞与時期がきて憂鬱になっている方もいらっしゃると思いますが、参考になる事が少しでもあればと書いてみました。

ご拝読、有難うございました。

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