倒産経験社長の実体験ブログ

経営していた会社が20☓☓年に経営破綻。負債3億円以上で会社は破算で個人も自己破算、そんな倒産を体験した元社長による実話ブログです。倒産前から弁護士介入、裁判、免責許可までの手続きの実体験、流れや出来事、生活の様子などなどを綴ってます。

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倒産社長の末路

倒産社長の末路について・・・

このブログの管理画面や、Google アナリティクスや、色々とアクセスに対してのデータを見たり出来ますが、その中で「倒産 社長 末路」で検索してこのブログを見つけてアクセスして頂いている方が割と上位にありました。

そこで、倒産社長の末路をテーマに書いてみる事にしました。

「倒産社長」ってなんだか悲しい表現ですよね・・・
株式会社東京商工リサーチによると、2019年、負債額1,000万円以上の倒産件数は8,383件とのことです。つまり、年間で8,383人の負債を背負った「倒産社長」がいるってことですね。この方たちが今どうしているか?のリサーチ結果、レポートはさすがに無いと思いますが。5年で4万人ですので、5年ちょっとで東京ドーム満員御礼ぐらいな人数ですね。

世の中の倒産社長の数について

東京ドーム満員と言えば、そういえば、私は社長時代、ダイナースのブラックカードを所持していましたが、確か曖昧な記憶ですが、その所持人数がそのぐらいだったと思います。

やっとブラックカードが持てた!と思ったけど、東京ドーム満員になるぐらい、そんなにいるんかい!って思った記憶があります。ただ、1億人の中の5万人ですので、2,200人に1人、さらに別の見方をすると、ちょっと古いですが文部科学省のデータによると、平成15年の高校生の数と高校の数から、1つの高校の平均生徒数は699人だそうです。

つまりは1学年にすると233人です。よって、同級生で見れば10校に1人しかダイナースカードを持ってる人がいないって事になります。私の住んでる市には公立高校は10校もないので、つまりは同じ市に住む公立高校に通っている同級生で1人いるかいないかという事に、、、そう考えると凄いって感じです。

何だか、ものの見方によって感じ方が違うね、っていう余談話になってしまいました。

同じ事を「倒産社長」に当てはめると、つまりは同級生で高校10校に1人だけ、厳密には5年に1人だけ「倒産社長」になるってことで、年間8,383人っていうと多い気がしますが、こう考えるとかなりレアな存在って事になりますね。

ましてや私のように負債うん億円って規模になると、さらに更にレアな存在なのかもしれないですね。レアな倒産社長が経験を語るブログって事で、引き続きご拝読を宜しくお願い致します。

倒産社長の末路は悲しいのか?

さて本題ですが、倒産社長のその後の人生ってどうなんでしょう?正直、私がまだ倒産する前に取引先社長が自殺してしまったのですが(以下参考までに)、確かに倒産後の人生ってとてもとても不安ですが、「破産」という選択肢がありますので、最後まで逃げずに弁護士先生と共に破産裁判を乗り切れば、決して悲惨な事にはならないと思います。実際、私も今、倒産後の第二の人生を楽しんで?というと変ですが、家族と普通のサラリーマン生活を送れております。

私自身、倒産後の再就職では小さな会社ですが役員まで昇進した事もありました。今の会社でもいずれは経営部署へ昇進すべく、日々精進しております。倒産という辛い経験をバネに、その経験を活かしながら新たな会社で活躍できる可能性も十分にあると思います。

倒産は終わりではなく、第二の人生の再スタートの前にあるステップという考え方もありと思います。もちろん債権者様も多くいらっしゃいますので、多くを反省し、失敗を悔やみ、そして辛い思いも十分経験しますが、第二の人生がスタートすれば、あとはやがて新しい生活が普通のライフサイクルになっていきます。ま、社長時代のようには稼げませんので、お金には不自由しちゃうと思いますが、それは仕方のないこと。

サラリーマン、つまりは「月給人間」ですので。でもその分リスクもなく、収入に見合った生活をしていれば道を踏み外す事もないでしょう。

最近では、社長だった頃の事、もうすっかり遠い記憶で、ほぼ思い出す事もなくなってきました。唯一思い出すとすれば、このブログを書いている時ぐらいですね。今はもう月に微々たるおこずかい生活ですが、あーあの頃はお金が自由で好きなものを買い、好きな車に乗ってたなーとは思いますが、お金と幸福は必ずしもリンクしない気がしています。お金の代りに大きなリスクを背負い、プレッシャーの中で毎月頑張っていたので、今と昔、果たしてどっちが幸せだったのか?というと、一概に社長時代ともいえないのも事実です。

倒産社長の末路、というキーワードでこのブログにたどり着いた方もいると思いますが、末路というと悲しい事を連想してしまいますが、決して悲観する事はないという事だけは強くお伝えできればと、伝わってくれればと願います。以下、これに関する記事も参考に下さい。 

 

ご拝読、有難うございました。

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