3)倒産(弁護士介入後)
倒産で辛かった事 これから倒産を迎える、又は考えている方にとって、倒産という初めての体験で何が起こるか?どんな事が辛いのか?は、やはり気になることだと思います。こればっかりは、友人に相談しても、取引先に相談しても、家族に相談しても、弁護士に…
管財人選定 さて、各種資料の作成も進んでくると、いよいよ裁判所への破産申し立てです。実際には全て弁護士事務所がやってくれましたので、自分としては「いつの間にか破産申し立てがされ、いつの間にか管財人が決まり、いつの間にか・・・」という感じでし…
倒産後の流れ 詳しい内容、細かい内容、専門的な内容、これはもう多くの弁護士さんなどがホームページで解説していますので、私なんかがあえて書いても、、と思いますので、毎度ですが破産倒産した当事者である社長目線で書いていきます。 まずは大まかな流…
個人の預金通帳も過去〇年分を提出 破産申し立て準備の際、会社の通帳はもちろん全て提出しますが、社長個人も自己破産しますので、個人の通帳も全て提出します。私の場合は通帳は持たずにネット管理していましたが、そしたら「銀行で発行してもらってきて下…
倒産が知れ渡る時 倒産前後の時期、友人知人との接し方って、とても難しいところです。私の場合、弁護士介入のタイミングで、何故かネットニュースなどに倒産ニュースが出回っていたので、何となく知れ渡ってしまったような感じでした。あれって、どこからニ…
債権者集会スタート さて始まりました。法人破産からスタートです。法人と個人は分けて行うみたいです。まずは紙の資料が全員に配布されました。負債状況、現金の回収状況などが書いてあったと思います。合わせて、回収された現金(つまり、破産財団に集まっ…
債権者集会 初めてのこれ、自分はあまり緊張とは縁がないのですが、それでも緊張しましたね。債権者集会、って文字からして怖いイメージです。当時、ネットで色々と情報を集めましたが、具体的に書かれているページも見当たらず。 何となくですがテレビのイ…
倒産、自己破産したら自宅はやっぱり取られるのか? 会社の倒産、そして連帯保証人である代表者の自己破産、色々と大変な事、問題は山積みですが、やっぱり一番気になる事の1つが今の住まい「ご自宅」の事でしょう。 賃貸住まいであれば良いですが、会社経営…
会社倒産時の出来事。弁護士介入日前後に起こった事、体験記をご紹介します。
倒産が決まって弁護士も介入済み。収入はないし、現金も没収されて、でも生活は続けなければいけません。再就職までの間、一時的にアルバイトで食いつなぐ体験記です。
こちらは 上記ブログ記事からの続きです。
会社閉鎖へ向けた慌ただしさ 今日の内容は、すでに会社存続を断念し、弁護士へ相談を始めた方、または既に破産手続きの準備をされている社長様に向けた内容です。 現在どの段階にあるのかにもよりますが、従業員への解雇通知や対応、支払停止による各債権者…
倒産と孤独、社長と孤独 社長とは孤独ですね。 もちろん、会社では社員がいて、役員がいて、表面上は孤独ではありませんが、会社を背負うという面では孤独です。業績が悪化すれば役員も必死に会社の事を考え、頑張りますが、でもほとんどの中小零細企業の場…
来ると言えば来る、来ないと言えば来ない来たと言われれば来ましたけど、来てないとも言える 良くテレビで見るような差し押さえあれは税金未納であったり、払え払えと言われ続けても払ってなくて、でも財産は持ってるという状況での差し押さえですかねさすが…
手続き上の大きな流れ どの時点をもって倒産とするのかは?法律の専門家でないので・・・が、倒産する過程においては、大きく以下の流れになります。 ①債務不履行開発生(支払停止)②弁護士介入(1と2は同時のケースが多いかな?)③裁判所へ破産申請 ④管財…
法人と個人(代表者)は「別」 法人が倒産、破産したとしても、個人(代表者)は破産する必要はなく、個人(代表者)の個人資産は守られる、というのが原則となっています。 ただし中小企業の場合、通常は代表者が銀行融資の連帯保証人になってますので、会…