倒産経験社長の実体験ブログ

経営していた会社が20☓☓年に経営破綻。負債3億円以上で会社は破算で個人も自己破算、そんな倒産を体験した元社長による実話ブログです。倒産前から弁護士介入、裁判、免責許可までの手続きの実体験、流れや出来事、生活の様子などなどを綴ってます。

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アイコス便乗値上げとタバコの二重課税

会社が倒産、連帯保証人である社長、私自身も自己破産、そんな倒産経験を持つ元社長の実体験、そしてその後の人生について語っているブログです。お越し頂き有難うございます。

たばこ

今日はたばこと消費税増税の話です。
消費税、10%になりましたね。倒産破産の身にとっては辛いところですが、2%上がったところでって感じではありますが。世間ではキャッシュレスがどうのとかの話題も多いですが(テレビだけ?)、クレジットカードがまだ持てない倒産経験者としては、デビッドカードでも大丈夫なのかな?とか思いつつ。

普通のタバコを辞めてアイコスに変えて2年ぐらいが経ちました。タバコ辞めようと思ってアイコスに切り替え、ずるずるとアイコス吸い続けていますが、1日1箱として500円、1カ月で15,000円、まー正直辛いので辞め時かなと思ってたところです。

昨日コンビニに行ってアイコス買ったら500円では足りず、あと20円って言われました。520円になったんですね。

アイコスの便乗値上げ

あれ?500円だとして2%上がったら510円ですよね?あー、便乗値上げかって。きったねーなーって思って「もう買わない」と決心しました。っとまー、そんな簡単に辞められたら苦労しないのですが、「なんで4%値上げしてるんだ?」って、正直思いますよね。

世間では値上げをカバーするためのポイントシステムやら、各企業努力やらで奮闘している中、ただでさえ税金で高いたばこは便乗値上げです。

倒産破産をきっかけに、毎日飲んでいた缶ビール1本2本、これは割とすぐに辞めれました。今ではお酒など、年に数回、会社で飲み行く時と、たまーに友人と会う時ぐらいしか飲まなくなりました。が、タバコは今だずるずると続いてたので、ちょっとこれをきっかけに辞めようと決心した次第です。

二重課税

そもそも、タバコってもともと沢山の税金がかかってますよね。色々とかかっている税金に、さらに最後に消費税がかかっているという、いわゆる二重課税商品なんですよね。ガソリンもしかり、お酒もしかり。まー、財務省は色々うんちくを並べて否定しているそうですが。

ちょっと調べてみました。(ネットで調べた情報ですので、どこまで正確かは分かりませんが、たぶん大体合っているとは思いますのでご了承下さい。ただ税率は頻繁に変わりそうですので、数字は変わってくるとは思います。)

タバコの国に納める税金の税率は1,000本あたり5,302円と定められているんだそうです。つまり、1箱20本とすると1箱あたり約106円ってことになります。これに加えて、地方たばこ税というのもあり、また、たばこ特別税、そして消費税、ざっくり税金の割合は約63%あるんだそうです。

つまり、アイコス500円としたら、そのうちの63%の315円が税金だそうです。つまり、つまりは「アイコス500円の内訳は、商品185円+税金315円」ざっくりこんな感じです。

仮に二重課税でないとしたら、商品185円に対して消費税2%分だけが増税ですので、増税額は「3.7円」って訳ですね。500円のアイコスは、消費税2%上がっても503.7円なはずです。

が、実際には二重課税なので、増税前の500円の内訳は「本体463円(3種類のたばこ税含む)+消費税37円」でした。なので463円の2%が今回増税になったので、増税額は9.26円。まー、500円が510円っていうのが普通であって、やっぱり今回の520円っていうのは10円少しの便乗値上げっていう事です。

今回の増税によって、アイコスに関しては「本体195円+税金325円」こんな感じです。アイコスがどんだけ1日売れているのか?知りませんが、185円→195円ですので、約5%の増収ですかね。今回の値上げで「アイコス辞めてやる!」って人が5%もいると思えませんので、ホクホクなのでしょう。

っていうか、1日1箱吸う人は、毎月たばこだけで1万円も税金を納めているんですね。月15,000円のうちの1万円が税金。やっぱ辞める方向で頑張ろう。。

ご拝読、有難うございました。

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