倒産経験社長の実体験ブログ

経営していた会社が20☓☓年に経営破綻。負債3億円以上で会社は破算で個人も自己破算、そんな倒産を体験した元社長による実話ブログです。倒産前から弁護士介入、裁判、免責許可までの手続きの実体験、流れや出来事、生活の様子などなどを綴ってます。

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死ぬ直前の人に聞いたアンケート「人生で後悔する事は?」(後編)

人生で後悔する事

死ぬ直前、人は何を思うのでしょう。あと1週間、あと1カ月で死を迎える時。

まー少なくともお金を稼ぎたいとも思わないですし、裕福になりたいとも、名声を得たいとも、いい車に乗りたいとか大きな家に住みたいとか、そんな事は思わないのでしょうね。お金なんて、どんなに持っていても意味のないものになっているでしょう。

これってもしかしたら、お金のために人生を捧げた人ほど「虚しくなる」んじゃないですかね?だって頑張って稼いで稼いで、でも死ぬ間際はどうでもよくなる、何のために生きてきたのか?って。もしかしたら、貧乏でも楽しく、生きてきた人の方が心は満たされているのかもしれませんね。

言ってみれば、人が持っている全ての欲望から解放される時間が訪れるのかもしれません。誰もが、自分の人生を振り返るのだろうとは思います。自分のやってきた事の振り返り、検証などをするのでしょうね。

そして逆に自分がやってこなかった事については後悔なのでしょう。あの時あーしてれば良かったとか、あの時出来なかった事など、そういう事が「後悔」という形で出て来るのだと思います。個人的にはこれって本当の後悔とは違うような気もしますが、やらなかった事への振り返りが後悔という形で出てるだけ?まーそれはさておき、死ぬ直前に思う事について、もう少し書きたいと思います。

自殺と後悔

そうそう、お問合せ頂く中に、「自殺」について考えている、考えていた時期があった、そんな方も多くいらっしゃいます。実際、私も少なからず考えましたが・・・

自殺と言っても、「自殺しちゃおうか」「自殺出来たら楽なのに」「自殺したい」という現実からの逃避願望が「自殺」という単語で出て来る場合と、本当にもう現実的な「自殺」を検討している人、2つのパターンがあると思います。

今、振り返ると、私は前者でした。結局、家族もいますし、母親も健在ですし、そんな中で本気で自殺など出来る訳もなく、でも心情的には「自殺したい」「楽になりたい」「現実から逃げ出したい」って思うと、それが「自殺」という’言葉’や’想い’によって、心の中に沸き出て来るという事でした。こういう方でしたら、実際に自殺はしないと思います。

もしもこのブログを読まれている方で「自殺」を意識している方がいらっしゃれば、前者なのか後者なのか、まずご自身で確認されてみて下さい。また万が一後者の場合、自殺という事はある意味で死ぬ直前な訳で、「人生で後悔する事は?」についてまず考えてみるのもいいと思います。

そうすると、、、

 

・挑戦しておけば・・・
・我慢しなければ・・・
・素直に生きれば・・・
・働きすぎなければ・・・
・あの景色を見ておけば・・・
・健康に気を付けてれば・・・
・友人を大切にすれば、会っておけば・・・

 

これらについて、後悔する事はないですか?と自分に問いかけてみて下さい。本当にもう病気、寿命などで死を目前に控えている方は、これらを実行する事が出来ないので「後悔」となりますが、「自殺で死を直前に控えている」方であれば、自殺しなければまだ「出来る」という事です。ややこしいですが伝わりますかね。。

自殺するぐらいなら「我慢やめちゃえばいい」「もっと素直になっちゃえばいい」「働きすぎなければいい」「好きな景色を見に行けばいい」「友人に会いまくればいい」色々やっちぇばいいんです、って思います。なんか道が開けるかもしれませんね。

前置きが相変わらず長くなりましたが、以下本題へ戻ります。

・我慢しなければ・・・

まー誰しも長い人生、色々な事を我慢してきたはずです。全く我慢のない人生を送った人もそうそういないでしょう。我慢しなければって思うのも当然でしょう。

実際、どんな我慢なんでしょうね。個人的にはすごい些細な事なんかだと思います。ちょっと言いたい事を言えずに我慢してしまったとか、欲しいものを買わずに我慢してきたけど、結局お金余ってるじゃん、買っとけばよかった、楽しかっただろうな。とかですかね。趣味、好きな事に時間を使っておけば良かった、子供たちともっとたくさんの時間を一緒に過ごしていれば良かった、まーキリがありませんが、でも、結局は「自分が出来なかった事」などは「我慢しなければ」という単語で出て来るだけなのかもしれない、とも思います。

まーでも一般的に、生きてる以上は我慢だらけですので、、、 

 

その他

・素直に生きれば・・・
・働きすぎなければ・・・
・あの景色を見ておけば・・・
・健康に気を付けてれば・・・
・友人を大切にすれば、会っておけば・・・

などを思うようです。

「働きすぎなければ」とかは、もう日本人であれば特に大きいんでしょうね。生きていく上で仕事は必要ですが、かなりの時間を犠牲にしているでしょう。ほどほど働いて、ほどほど楽しんでっていう人生も悪くないのかもしれませんね。

私はすでに会社倒産し、今は普通のサラリーマンですので、仕事とプライベートと、それぞれうまく時間を使って有意義に過ごしている気がします。会社やってた頃は、やっぱり会社の事が大事ゆえに多くの時間を割いていた、物理的な時間、精神的な時間と、そんな気がします。

そういった意味では、あのころ、経営者だったころより今の方が人生充実しているのか?もしれないです。不思議と「倒産させてしまった事への後悔」は、今はあまり感じてないのも本音です。

「死ぬ直前の人へのアンケート」については、色々な方が色々なページで解説していますので、色々な方の独自の目線の意見を読まれてみると面白いかもしれませんね。今が辛いと苦しいと、つい視野が狭まってしまいますが、人生という大きな時間軸で眺めてみると、少し楽になるかもしれません。

ご拝読、有難うございました。

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