倒産経験社長の実体験ブログ

私の経営していた会社が20☓☓年に経営破綻。負債3億円以上で会社は破算で個人も自己破算、そんな倒産を体験した社長による実話ブログです。倒産前から弁護士介入、裁判、免責許可までの手続きの実体験、流れや出来事、生活の様子などなど。当時不安で情報を探しましたが参考サイトはほぼ見つからず。そこでこのブログを作りました。経営危機の方や、倒産しそうな方、また中小企業経営者で倒産について知識として知っておきたい方、当時知らなかった事、知りたかった事、倒産にまつわる様々な情報です。質問相談なども受け付けます。

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倒産直後の生活費の捻出



倒産と不安

これから倒産する方にとって、また倒産しそうな方にとって、倒産したらどうなるの?という様々な不安があると思います。何事も初めての体験っていうのは、何が不安かというと、”分からない事” が一番不安だと思います。倒産後に起こる事がある程度分かっていれば、心の準備も対策も出来ますので、不安も軽減されますが、普通は倒産した経験がないでしょうから、まー当たり前ですが、今後何が起こるか分からない事が一番不安と思います。色々な話をこのブログで書いておりますので、そんな時は気になるキーワードで探してみて下さい。

 

倒産後の生活費

倒産後の不安の中でも「倒産後の生活費」について、これやっぱり一番気になるところだと思います。倒産=つまり代表者である自分は自己破産ですので、基本は一文無しになっちゃいます。

厳密には法的に100万ぐらいの現金は、今後の生活用に手元に残す事が許されておりますので、自分の貯金などから100万は確保出来ます。とはいえ、100万で何カ月生活できるのか?って、月20万で生活して5カ月、30万なら3カ月ぐらいです。

倒産してからどうやって暮らすのか?お金も没収され、家も没収され、収入も無くなり、そんな中、家族もいて、生活が成り立つ訳がない、、、なんて思ってしまうかもしれません。

倒産すると住む場所も変わる

倒産する方=社長ですので、今まである程度稼いできた方で、家やマンションも自己所有の方が多いでしょう。もちろん住宅ローンも残っている方も多いと思いますが、実際私もそうでしたが、自己所有の場合、当たり前ですが家も取られます

つまり、住む場所がなくなってしまいます。という事は、今後は住宅ローンの支払いの代りに家賃が発生する事になります。さらには引越するとなると、引っ越し費用もかかりますし、敷金、礼金、前家賃とか、かかりますよね。実際私もかかりました。これを100万で賄いつつ、さらにその後の生活をとなると、いやいや厳しい現実です。

余談ですが、アメリカでは家、車、家財は保護されるそうです。日本は問答無用で厳しすぎる・・・

以下は参考までに、以前、自宅がどうなるか?について書いたブログです。例外として自宅を残す方法もあります。私は無理でしたが、お問合せ頂いた方で無事に自宅を残す事に成功された方もいらっしゃいますね。 

倒産まで何カ月かかるのか?

倒産といっても、「倒産します!」で、すぐ終わる訳ではありません。参考までに私の場合は弁護士介入から倒産が完了するまでに約1年かかりました。この間の生活費って?もちろん倒産時に残った100万では当然無理です。

私が乗り切った方法

恐らく、倒産する方、色々な境遇の方がいらっしゃるので、一概にこれをして乗り切るという正解はないと思いますが、生きていくために、何とかしてお金の工面をしていく事にはなると思います。

私の場合、自宅は倒産前に処分してしまいました。これ、何の悪気もなく行ったのですが、実はちょっとリスキーだそうなので気を付けた方が良いみたいです。

会社の経営状態が悪いので、普通に前もって処分したのですが、あまりに倒産直前だと、意図的な財産処分?だかで破産裁判の時に不利になる事があるようです。ちなみに私もこの件に関しては、管財人にめちゃくちゃ突っ込まれたり怒られたりしました。

倒産前であれば、賃貸に引っ越すのでも審査も問題ないですね。ちなみに私は倒産後に引っ越しをしましたが、すでに働いていたので審査も無事に通りました。倒産した事実、自己破産した事実は、賃貸物件への入居にはさほど影響がなかったみたいです。

倒産後の賃貸への引っ越しに関しては、以下など参考にしてください。 

倒産後の生活

裁判所へ破産申し立てをしてから、破産の裁判が終わるまで約1年かかりましたが、この1年間働けないという事はありません。私の場合、破産申し立てをしてから4~5か月ぐらいで再就職しましたので、実際の無一文、収入なしの期間は5か月ぐらいでした。

ある程度、破産のための準備が終われば、あとはやる事もないので、弁護士さんから働いていいですよと言われました。別に破産裁判中であっても、働いて収入を得る事は認められており、通常の生活費範囲内であれば、そのお金を取られる事もありません。

なので、実際に収入が無くなるのは、破産後から4-5カ月でしょう。会社の規模によってはもっと短い可能性もあり、逆に長い可能性もあります。私の場合は負債3億超でしたので、それで4-5か月でした。

この4か月を乗り切り、再就職出来れば、あとはその後、何とか生活していけます。ただ、この4か月の生活費が付30万だとすると120万、5カ月なら150万。家族もいて月40万かかるのであれば5カ月で200万かかりますので、これはどこかで調達しないといけないと思います。

タンス預金であったり、ヘソクリであったり、まー余りグレーな事は書けませんが、、、私の場合は生前贈与でいくらか頂けたので、あとは妻の親からとか?妻の収入とか、さすがに妻の収入や財産はノータッチですので、妻名義の預金とか、、、想像に任せますが、何とかして乗り切るしかないというのが現実ではあります。

余談ですが、倒産の時、会社の通帳はもちろん、個人の通帳過去数年分も提出する事になります。ちょっとでも怪しいお金の動きは管財人から徹底追及されますので、特に過去1年についてはかなり細かく調べられますので要注意です。

このブログも間もなく100回目の投稿が近くなってきました。色々書いていると、過去に書いたこととかぶる事も増えてきましたので、上記のように過去に書いた記事へのリンクをコマめに貼るように心がけてます。もはや何を書いたか自分でも覚えてないですので、自分でも見返すと、あーなるほどっとか思っちゃうこともあります。

ご拝読、有難うございました。