倒産経験社長の実体験ブログ

経営していた会社が20☓☓年に経営破綻。負債3億円以上で会社は破算で個人も自己破算、そんな倒産を体験した元社長による実話ブログです。倒産前から弁護士介入、裁判、免責許可までの手続きの実体験、流れや出来事、生活の様子などなどを綴ってます。

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破産後デビットカード申し込み(破産後は銀行口座はどうなってる?)

Google adsense」の申込みにあたって

ブログを書き初めて1週間が経過し、記事も大分増えてきました。順調にアクセスも増え、読者も少しづつ増え、1週間ちょっとにしてはまずまずというところです。有り難い限りです。

最高年収3,000万から、今や全ての財産を失い貧乏サラリーマンへ転落しましたので、お給料以外での副収入が少しでも必要です。生活費の足しになるのかな?

色々と調べた結果、アフィリエイトで最も効率良いのは「Google adsense」という事ですが、調べてみるとオリジナルドメインでないと登録出来ないという事で、オリジナルドメインの利用が出来る「はてなブログPRO」へのアップグレードが必要になりました。しかも30日間はお試し無料というキャンペーンだそうです。

ま、この手のキャンペーンはずっとやっているんだとは思いますが、それも商売、良いでしょう。さて、今後も毎日記事を上げていくつもりですが、ドメインが変わるとなると、早い段階ではてなブログPROへアップグレードしておいた方が良いかな?と思い、申込みを試みました。

はてなブログPROへのアップグレード

が、申込はクレジットカードが必要みたい、、、いや?他の方法もある、そして見てみるとコンビニ払いや銀行振込み等々、色々選択肢はありました。方法としては「はてなポイント」というのを事前に入金しておけば、そのポイントを使って申込み出来るという事でした。

破産してクレジットカードも持ってないので、入金でいいかなと思って進んでみると、実は区切りの良い金額でしか入金出来ないみたいでした。入金できるのは、2,000円、3,000円、5,000円、1万円、2万円、3万円のみです。

今回、12カ月プランが30%オフという事で、12カ月プランに申込みしますが、必要なのは「8,434円」。ですが入金額は5,000円の上は10,000円となっており、つまり10,000円入金しないといけないってことみたいです。

8,434円に対して入金は10,000円。入金しておいても良いと言えば良いのですが、1万円入れても残りを使うあてもないので、実質1万円の出費みたいな感じです。せっかく30%オフで8,434円なのに、いわゆるキャッシュフローでは1万円出ていくということになります。

クレジットカードがないならデビットカード

そこでデビットカードを調べてみました。まー破産手続きも終わって半年以上経ちますが、これまで特にカードの必要性も無かったので作ってませんでしたが、よくよく考えれば今後必要になってくる場面もあるだろう?と思って、作る事にしました。

クレジットカードが欲しいところですが、破産後は7年は無理?って言われてますのでさすがにまだ無理でしょう。ちなみに破産前は「ブラックカード」持ってました。これまた別記事で書こうと思ってますが、「ダイナースブラックカード」ってやつです。もちろん今はナッシングですけどね。

さて、今やクレジットカードすら作れない身分のため、まずはどのデビットカードを作るかを調べてみました。が、年間手数料かかるとか?もあって「厳しいなー」と思いつつも、調べて3分ぐらいで年間手数料無料のジャパンネットバンクJNB)に決めました。これに関しては比較しているサイトが沢山ありますので、実際比較する際はググってみてください。

私の場合は発行手数料無料、年間維持手数料も無料、かつ最短5日でカードが届くという事で、一瞬で決まりました。ただ、デビットカード自体は58種類もあるみたいですので、ゆっくり調べて自分に合ったカードを選ぶのがいいと思います。

デビットカード 比較 - Google 検索

JNBの良いところは、楽天もそうですが、ネット銀行は窓口がないので100%ネット上で完結できる点と思ってます。もちろん通常のメガバンクでも、地方銀行でも、最近は各種手続きがネットで出来たり、ネットバンク利用で便利にはなっていますが、窓口があるゆえに、何かの手続きで窓口に行かないといけなくなる可能性があります。という事で個人的にはやっぱり100%ネット完結できるネット銀行がいいと思って、今回はJNBにしました。

破産手続きの過程で「銀行カード」「クレジットカード」はどうなる?

少しつまらないブログになってしまいましたので、破産手続きの過程で「銀行カード」「クレジットカード」はどうなるのか?を最後に書きたいと思います。

まずは銀行カード、これは弁護士へ相談後、弁護士介入及び破産手続きを決断したタイミングで、弁護士さんに没収されます。没収と言うと言い方が悪いですが、弁護士事務所へ預ける形になります。(最後は戻ってきます)

もちろん事前準備として、自分の口座は何銀行の何支店にあるか?というのを整理して資料として提出するのですが、この時点で自分のお金、資産はもう自由に出し入れできなくなるという事ですね。生活に必要な分を引き出して(99万円までは正式に認めらているようです)、あとは提出しました。

「クレジットカード」は?というと、これもその時点で使う事が出来なくなるので、提出(又はハサミを入れる)する事になります。事前にクレジット会社の情報を整理して提出してありますので、介入通知がクレジット会社にも送られますので、どっちにしろ瞬間使えなくなりますけど。

そして直前まで使っていたとしたら、その分の支払いは弁護士介入後に引落しになりますが、銀行口座は締結されており、そもそも本人も破産手続きを開始していますので、そのまんま債務になります。逆を言えば、直前でカードで使っていた分は払わなくて良いってことになりますね。

でも、ここで注意が必要です。例えば高価な買い物をしていたりすると、当然管財人は直前のカード明細を調べますので、「なにこれ?」と突っ込まれます。高価な買い物をしてどこかで換金しているのか?と疑われる事になりますし、換金してなければ没収されて現金化やら、返品して現金化とか?あとは高級料理店などがカードで切られていたら、これは怒られるでしょうね。破産する人が破産直前になんて高いものを食べてるのか?しかもカード払いで、これは払わないのを前提であれば詐欺みたいなものですよ!とか怒られそうです。

ですので、破産直前、まー直前だけでなく、破産前の記録に残る買物、行動は気を付けなければいけません。管財人の印象を悪くするような行動は、あとになって響いてきます。

ところで、銀行からはある程度の現金は引出しておきましたが、多少残っている銀行もありました。債権者である銀行に持っていた個人口座も締結されましたが、残っていた残高は没収されました。

そして裁判も終わってしばらく経って、使えるかな?という疑問が出てきました。しばらくは妻の口座で色々やりくりしていましたが、やっぱり自分の口座も欲しいなと思い、ただ、ただ、この年で新規で口座を作りに行ったら「なんで今さら?」と思われるとか考えたり、なので、昔の口座がそのまま使えるかをまず調べてみる事にしました。

裁判終了と共に、銀行カードも通帳も弁護士先生から返却されました。そこでまずは通帳記入をしてみました。すると、何故か記帳されました。見てみると、1円の銀行利息が入金されてました。そして2万円を口座に入金、無事に使える事が分かりました。

以上、破産にまつわるクレジットカード、銀行カードの話を最後に書かせてもらいました。

さて本題に戻りまして、具体的なJNB申し込み手順を、次のブログで書きたいと思います。