倒産経験社長の実体験ブログ

経営していた会社が20☓☓年に経営破綻。負債3億円以上で会社は破算で個人も自己破算、そんな倒産を体験した元社長による実話ブログです。倒産前から弁護士介入、裁判、免責許可までの手続きの実体験、流れや出来事、生活の様子などなどを綴ってます。

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生涯独身率と超ソロ社会のお話

倒産社長経験談とは違うお話です。
ネットで見ていてちょっと気になったニュースについて。

生涯離婚率の話

ひと昔、ふた昔前、1980年代は、生涯独身率は5%前後だったようです。それこそ、統計を始めた1920年頃からずっと50年以上もの間、5%未満の数字で推移していました。もう、いわゆる結婚するのが当たり前の世の中でした。

なお、生涯独身率というのは、50歳までに1度も結婚経験がない人の割合だそうです。なぜかと言うと、50歳を超えて初めて結婚する人の割合は、極端に低い為との事。

さて、50歳までに結婚してない人の割合は、これまでずっと5%未満で推移していました。20人に1人ですね。クラスに1人、2人ぐらいの割合です。これなら自分に当てはめても何となく納得できます。

ところが、これが1990年代から徐々に上昇し始めて、今や男性が23.4%、女性が14.1%らしいです。男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯独身だそうで、これにはちょっと驚きました。が、今やそれが常識という世の中なんですね。

いわゆるグラフにすると、50年以上ずっと5%未満で横ばいだったのが、ここ20~30年で一気に急上昇です。株であれば大儲けのグラフ、会社の業績グラフで言えば最高のグラフです。売上急上昇で一気に株式上場へみたいな。

株式上場!って私も目指していましたが、これも今や「会社大きくして株式上場」っていう訳でもないんですよね。別に儲かったり、会社が大きくなっても、株式上場なんてする理由がなければする必要もなく、株主にあーだこーだ言われるぐらいなら、非上場の方がいいって社長さんもたくさんいて、そしてがっぽり儲かってるんですよね。まー、成功の象徴ではあるんでしょうけど。

話はもどり、ざっくりで国民の5人に1人は生涯独身っていう時代になったそうです。当然、これからもこの割合は増えていくんでしょうね。そしてますます子供が減り、日本の人口も減っていく時代に。

これ、あと50年後、100年後、200年後ってどうなってるか分かりませんが、数千年にも渡って増え続けてきた日本の人口が、減り続けるというターニングポイントな訳で、将来の日本史の教科書には、人口が減るタイミングとして今の時代の記述が出てきそうです。特にこれだけ極端に生涯独身率が増えるっていうのは、歴史的にも衝撃的な数字なはずです。

もはや、この20~30年間の政府、政治、政権、行政、何やってたんだろう?っていう話になってもおかしくないけど、いや実際なってるのかな?知らないだけで。でも、もう相当前から、たまにニュースでも少子化問題はずっとずっと聞いてますが、一向に改善されてないっていう事で、かつ結婚すらしない世の中になってきたって事ですね。

うちなんて子供4人いますけど、もう生活苦しいレベルじゃないですしね。確かに医療費がかからなかったり、子供手当てもありますが、苦しさが和らぐ程度です。まー倒産してなければ余裕しゃくしゃく、そんな事も感じなかったのでしょうがね。

超ソロ社会

そしてさらに驚いたのが、超ソロ社会のこと。
これは、2035年には、国民の約半数近い4,800万人が「独身」っていうらしいです。やばくないですかね?

もしろん独身というのは、配偶者と離婚したり、死別したりした人も独身としてカウントしてでの話ですので、生涯独身が4,800万人という訳ではないです。が、あと15年経つと、2人に1人が独身の時代がやってくる、なかなかピンときませんね。

国民の5人に1人が結婚未経験、半数は独身、これが近い未来、すぐそこの未来の日本だそうです。ビジネス的には色々なビジネスチャンスは生まれますよね。10年、20年スパンで考えれば、高齢者向けの様々なサービスや、看取る人がいない高齢者も増えるでしょうし、考えればいくらでもありそうです。

逆に少子化が進み、今あちこちで見かけるような塾、個別指導塾が流行ってますが、淘汰されていくんでしょうね。すたれていく産業、活性化する産業、今までの過去と同じように、時代時代で色々なビジネスが移り変わっていくんでしょうね。

色々時代の先を読みながら、何かビジネス始めたいところです。まー無理なんですが今のところ。。。