景気の良い時のヘソクリ
私の過去最高年収は3,000万ほど、倒産時はコスト削減で500万ほど、今は・・・(涙)
景気の良い時は月に5万ぐらいのヘソクリも出来ますよね。銀行貯金、定期預金、積立とは別で、毎月のおこずかいから5万ぐらいを口座に入れずに貯めておけば、年間60万、10年で600万ぐらいになります。いわゆるタンス預金ですね。
毎月お財布からタンス預金しておく分には、申告しない限りは分かりようがないですね。よほど怪しいと疑われない限りは「家宅捜索」的な事はないでしょうし、私も当然、家にも会社にも調査には来ませんでした。
現実的には使っちゃいますかね
ただし、どんなにタンス預金していたとしても、本当に資金繰りが行き詰まって「今月末あと〇〇〇万足りない」ってなってくると、代表者貸付ってしてタンス預金を充当しちゃいますよね。私も200万ほどですが貯めていたタンス預金は資金繰りに使っちゃいました。
そして一度会社に入れると、タンス預金がタンス預金ではなくなってしまいます。私は会社に入れたっきり戻す事はありませんでしたが、仮にその後に戻したとしても、半年1年以内に倒産となれば、「その戻したお金はどこにありますか?」となってしまいます。銀行に戻していれば通帳に残っているので良いですが、現金で戻していたら細かく調査されるでしょう。
あと現実的には、倒産時には債権者が沢山おりますので、「優先弁済」と問われてしまう可能性もあります。代表者(つまり自分)にだけ返済しておいて「それは通じませんよ」という事になり、最悪は「納付して下さい」と言われる可能性も0%ではないかも?そんなお金は倒産時点で持ってないと言っても、妻、妻の保険、妻の車?妻の両親?、親、兄弟、どこか調達せざる負えません。それも無理でどうしょうもなければ、猶予してもらえるかもしれません。
最悪を想定して取っておけば
弁護士介入から破産申告と進みますが、個人資産を持っていたとしても、手元に残せるのは99万円までとされています。破算申請からしばらくは資料の整理や作成、管財人とのやり取りなど、とても働く事は出来ません。会社に残ったお金も弁護士さん管轄となるため、1円たりとも手を付けられないので、当面の生活費にまず苦労します。
妻の貯金があれば良いですが、自分の親、妻の親、兄弟等々の援助が必要になってくるかもしれません。あとはアルバイトで日銭を稼ぐとかですかね。毎月の家計の収支状況を弁護士さんへ提出する事となりますので、生活費の範囲内でしたらアルバイトも可能です。生活費を超える収入になると、それはさすがに債権者への支払いに回されてしまいます。
倒産、破産の過程でアルバイトというのも、精神的になかなかしんどいです。そんな時、ヘソクリ取っておけばなーと思った事もありました。まーでもまさか倒産するとは思ってなかったので、ここはなかなか難しいところですが、、、
また、当面の生活費確保には、日雇いに特化したアルバイト募集サイトがお勧めです。
いわゆる有名な求人サイトでも色々探しましたが、今の時代、短期バイトはなかなか難しく、派遣会社への登録斡旋広告ばっかりでした。派遣登録すると定期的に案内が来ますが、はっきり言って役立たない情報ばっかりでした。
一方、上記のショートワークスさんは単発バイトが多いですが、例えば明日〇名募集で履歴書不要、みたいな求人が多く、簡単に日銭は稼げます。当面の生活費はここを利用すれば何とかなるでしょう。(上記URL紹介してますが、特にアフィリエイトとかではないです。が、以下のアマゾンはささやかなアフィリエイトです。)